【頑張り過ぎてませんか?毎日の様にトレーニングをやると太りやすくなる二つの理由】

神戸、三宮で40代女性のダイエット専門パーソナルトレーナーとして活動しておりますRICHBODYの舘﨑です。

 

トレーニングに要する時間設定はとても重要です。

何故ならこの時間設定を誤るとダイエットの効果がでないところかマイナスに陥ってしまう可能性があるからです。

ダイエット中となるとどうしても長時間、たくさん運動をした方が良いと考える方が多いかと思います。

 

しかし実はこれが誤りの始まり。

身体は賢いもので長時間の運動や負荷が強過ぎると筋肉を減少させる機能を持っています。

身体の第一優先事項は生命の保存です。なのでエネルギーを使いすぎることを基本嫌います。

そのため長時間の運動に対してはあまりエネルギーを使わずに、その運動をこなせる様になりたいので『筋肉の遅筋化』いわゆるエネルギーをあまり使わない省エネな状態に筋肉を変化させます。

本来ダイエット中は速筋の割合が多い程有利になるのですが長時間の運動を行い続けると身体は、その運動を楽にこなせる様にするために速筋の何割かを遅筋へと変化させて身体を省エネ化させます。

その状態で運動をやめてしまえば、以前よりもエネルギーが使えない状態になっているためリバウンドすることは目に見えていますし、ダイエット中脂肪が燃焼しずらい要因を作り出してしまいますね。

これはやればやるほど、その作用を高めていくので要注意です。

 

そして、負荷が強過ぎるのも問題です。

筋肉が成長するにはストレスが必要です。

このストレスによって筋肉は成長するのですが、あくまでも適度なストレスである必要があります。

負荷が強過ぎると、このストレスが過剰なものとなり筋肉の減少を起こしてしまいます。

そうすると先程と同じく、リバウンドの可能性を高め、脂肪燃焼の妨げとなってしまいます。

長時間、過負荷のトレーニングをすることにより実はこの様な事が身体の中で起きています。

怖いですよね?

なので、これらの事を避けるために気をつけなければならない事があります。

大きく二つ。

 

一つは

●トレーニングは60分以内におさめる。

長時間のトレーニングはコルチゾルというストレス性のホルモンが分泌されます。

このコルチゾルが分泌されることで筋肉の分解、脂肪の生成、食欲の増進が行われます。

こうなってしまってはせっかくダイエットのためにトレーニングを行っているのに元も子もないですよね?

そうならない為にもトレーニング時間は60分以内に抑える欲をいえば、女性の場合はホルモンの影響が大きいので45分以内で終えられることをオススメしています。

 

二つめ

●トレーニングのセット数は3セット以内に抑えること。

4、5、6セットを行う方をたまに見かけますが長期的な目線で考えるとダイエットには不向きです。

セット数が多ければ多いほど無酸素運動ではなく有酸素運動に近づいていき筋肉が遅筋化=省エネ化していき脂肪が燃焼されにくい体質になってしまいます。

こうなってしまては折角トレーニングに費やした時間も無駄になってしまいます。

トレーニングは一種目多くても2~3セットまでで終えられることをオススメします。

 

ダイエット=エネルギー消費=脂肪燃焼=いっぱい動こうとなりがちですが実はそうではないことが多いのがダイエットの真実。

そこまで苦しいことをしない方が実はいいんですよね。

トレーニングを頑張っても頑張っても成果が出ないという方は参考にされてみてください。

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