神戸、三宮で40代女性のダイエット専門パーソナルトレーナーとして活動しておりますRICHBODYの舘﨑です。
ダイエットを行うとなると運動をしよう!=ランニングをしよう!
と言う発想になる方を多く見かけます。
実際にジムのランニングマシンでもランをされている方が多いです。(私はランニングマシンでのランが恐ろしい程苦手で、毎日の様に走られている方を本当に尊敬しています・・・)
ランニングが好きと言う方や気分転換またはマラソンの為に、ランをされる分には全く問題ないのですが、ダイエットの為にランをされていると言う方は要注意です。
それはなぜか?
意外かもしれませんが、ダイエットの観点で言うと、ランニングのやり過ぎはとても効率よく代謝を下げる行為となります。
人間の身体と言うものは賢いもので同じ運動が長期間続くと、その運動を如何に楽にこなそうかと勝手に判断して、勝手に適切な状態に身体の機能を変化させます。(困ったものですね・・・)
イメージして頂きたいのですが陸上の100m走の選手は筋肉でハリのあるボディラインがイメージ出来ると思いますが、マラソンの選手はただただ細い!と言うイメージがあるかと思います。
マラソン選手のあのボディラインは脂肪はもちろん少ないですが身体が走る為に最低限必要な筋肉を残して、それ以外の筋肉を落としてしまっているのです。
筋肉は多ければ多いほどエネルギーを使い過ぎてしまう為、筋肉が多く代謝の高い状態では長時間のランニングを行うには不利になるのです。
頻繁にやり続けると身体は筋肉を落として代謝を落としランニングに適した身体になっていくのですが、これがダイエットの面からいうと非常に不利な状態になります。
なにせエネルギーを全然消費しない身体になってしまっているので少し食べただけなのにすぐに脂肪になってしまうという、ダイエットをしたい人からしたらそれはそれは恐ろしい状態になってしまっているのです。
オフシーズンのマラソン選手が太ってしまうのはこの機能の為です。
そうならない為にもダイエットを行う場合は有酸素運動をなるべく取り入れない方が得策ですが、どうしても取り入れたいという方は週に三回以内、一回30分以内迄に抑えることをオススメします。
一見良さそうに見えることが良くないと言うことがダイエットでは非常に多いです。
正しい知識を得た上で、正しい成果を得られる様にして取り組まれてください。