神戸、三宮で40代女性のダイエット専門パーソナルトレーナーとして活動しておりますRICHBODYの舘﨑です。
ダイエット中の方は特にですが。
運動する直前に食事を食べると脂肪の燃焼が阻害されやすくなります。
脂肪を燃焼する際には、ある程度の低血糖状態(エネルギー不足)になっておく必要があります。
その為に運動直前にしっかりご飯を食べたり、一時間前といえど糖質を大量に摂ってしまうとせっかくの脂肪燃焼のタイミングを失ってしまいます。 (消化不良も起こしてしまいますね)
そのため運動直前はご飯を食べ過ぎないことはもちろんですが、理想をいうとタンパク質を摂っておくことをオススメします。
タンパク質を食べることにより『グルカゴン』という脂肪分解の命令を出すホルモンを分泌してくれます。
この状態で運動を行うことでより効率的に脂肪燃焼を狙うことができます。
ちなみにタンパク質の摂取目安は体重×1~1.5gを基準に考えて頂ければ結構です。
この分量を食事の回数分で割ってお肉やプロテインなどから摂って頂ければ良いです。
ちなみにRICHBODYではサプリメントを利用されることも推奨していますが、ダイエット中の方はなるべく固形物(お肉や魚、卵など)からタンパク質を摂取されることをオススメしています。
理由はDIT (食事誘発性熱産生)を起こすことができるからです。
簡単にいうと食べることでも人間はエネルギーを消費する様になっています。
そして、タンパク質、炭水化物、脂質とある中で、タンパク質がダントツに消費率が高いです。
脂質4%、炭水化物は6%しか摂取したエネルギーの内消費しませんがタンパク質はなんと30%も消費してくれます。
この理由からも毎回の食事でタンパク質を食べた方が脂肪の燃焼は早まります。
そのためになるべくタンパク質の摂取は固形物を食べられることをオススメしています。
なので理想をいうと1時間前にタンパク質を食べ終えてから運動をされるとより効率的に脂肪燃焼を狙えることができます。
ちなみに運動後1時間以内は燃焼状態にあるのでなるべく食事をされないことをオススメします。
ただし一つ別の観点でこのタイミングで利用できるテクニックがあります。
このタイミングで逆に『甘いものを食べる』という方法です。
普段筋肉には糖質が主原料で人間のエネルギー源でもある『グリコーゲン』が蓄えられているのですが、トレーニングを行うことによりこのグリコーゲンが消費されます。
その状態で甘いもの食べると筋肉に優先的にグリコーゲンが運ばれるため脂肪になりずらいというメリットがあります。
こうなると脂肪燃焼はストップしてしまいますが、脂肪を蓄えずに甘いものを食べたいという時に使えるテクニックの一つではありますね。
以上の様なことを踏まえてトレーニング前後の食事の計画を立てて頂ければより効率良くダイエットを進めることができます。
ダイエット中でトレーニング前についついご飯を食べてしまっていたという方は、是非参考にされてみてください。