【頑張り過ぎてませんか?ダイエット中、実は運動し過ぎない方が痩せる理由】

神戸、三宮で40代女性のダイエット専門パーソナルトレーナーとして活動しておりますRICHBODYの舘﨑です。

ダイエットを決意された方。

ダイエット中はついついがんばって運動をしてしまいがちですが、実はこの運動時間が長ければ長くなるほど、頻度が多ければ多いほどダイエットは成功しません。

ダイエットの原則は『摂取カロリー<消費カロリー』

『摂取カロリーよりも消費カロリーが大きければ痩せる』ということが原則です。

これは何があっても変わりません。

ならば運動すればするほど痩せるはずですよね?

そのためにも毎日1時間のウォーキング!

しんどくて、時間もかかるけど痩せるためなら仕方ない!

がんばろう!

そうなると運動量が増えるため比例して消費カロリーも増えるはずです。

そうなると 『摂取カロリー<消費カロリー』 この公式が成り立ちますよね?

本来は上の公式が成り立っているため体重は減っていくはずなのです。

でも現実は?

最初は体重が落ちていたけど後から全然体重が動かなくなってきた・・・

動いても動いても痩せない

こんなにがんばっているのになぜ?

運動量が足りていない?

一時間を二時間にしたほうがいいのか…

でもそんなに時間がないし…

しんどい…

でもがんばろう!痩せるために

その結果は・・・

全く変化なし!むしろ少し太った!?

現実問題でこういうことが普通に起こるのがダイエットです。

それは何故か?

理由は筋肉の省エネ化です。

どういうことかというと筋肉は速筋線維、遅筋線維と大きく2タイプに分かれています。

遅筋線維は連続動作が得意でカロリーの消費を少なく済ませることができます。

しかしダイエットではカロリーをなるべくたくさん消費したいので不利になりますよね?

反対に速筋線維が多いほどカロリーの消費は大きくなります。

しかしこの筋繊維、普段どういう動き方が多いかで変化していくのです。

身体は本当にかしこいもので長時間の運動になればなるほど、その運動を楽にこなそうと、あらゆる手段を用いて消費エネルギーを下げようとします。

そうするために身体は長時間、高頻度の運動を行い続けると速筋線維の割合を減らし、遅筋線維の割合を増やして消費カロリーを少なくしようとするのです。

有酸素運動はもちろんですが、これは無酸素運動であるウェイトトレーニングでも同じことがいえます。

ずっと同じ種目、同じ重さ、同じ回数だと効果が出なくなるのです。

その為、意外かもしれませんがダイエットで大事なことは必要な時間以外は動き過ぎないこと。

トレーニングに関してはダラダラ長時間ジムで時間をつぶさないこと。

普段歩き過ぎないことも重要です。

トレーニングはできれば45分以内にはトレーニングを終えられることをオススメします。

長時間の運動は集中力も切れ、時間がもったいないです。

何より長期的な目線で見ると体型の変化を著しく阻害します。

体型を変えることが目的ではなく長時間やっている達成感を求めてるんだ!という方は別ですが・・・

がんばればがんばるほど上手くいかないのがダイエットです。

ダイエット中ということで毎日運動を続けているけど上手く体型の変化が出ていないという方は参考にされてみてください。

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